Vtuberというビジネスモデルを考える。

ビジネス

こんにちは、こーせいです。

みなさんVtuberって知ってますか?アニメのキャラクターのような主に胸から上のモデルが動きながらゲームの配信を行っているものですね。私は好きでよく見てます。

どれくらい好きかというと、見るのにわずらわしいYoutubeの広告を省くためYoutube Premium会員に入ってまで見てます。

今回はそのVtuberの魅力とビジネスモデルについて語っていきたいと思います。多分に個人の見解が入るためチラシの裏程度に読んでいただけるとありがたいです。

Vtuberのはじまり

ここ2年でVtuberは爆発的に人気がでて、その数も増えてきていますが、個人的にその起源はVOCALOID初音ミクまで遡ると思っています。

初音ミクは実際の声優の音源を元にした音声合成・デスクトップミュージック用のボーカル音源で、ユーザーが自分で設定して歌を歌わせるという自由度とパッケージキャラクターからニコニコ動画を中心に爆発的に人気が出ました。

その後、色々なVOCALOIDが発売され、歌だけでなくしゃべりもできるものも発売され、動画制作において作者自身の声ではなく、これらの音源を用いてしゃべりを入れているものが増えてきます。ゲーム画面を中心にキャラクターそばに立たせて音源に使用するというモデルがでてきたころですね。ただ音源に声をあてるのは簡単とはいっても文字にして入力する必要があり、動画制作者にとっては結構な負担であり、ゲーム画面と肉声のみ配信、ゲーム画面と立ち絵としゃべり音源等いくつかが乱立していました。

そして2年前ごろから配信者の動きに合わせて動くモデルを利用したVtuberが出てきます。これは当時発売されたiPhoneに実装されたFaceTracking技術に、イラストレーターのキャラクターイラストを組み合わせたもので、声だけでは寂しかった画面に表情豊かなキャラクターが表示され、配信者はなにもしなくてもキャラクターが動くので楽であり、爆発的に人気が出ました。

Vtuberのメリット、デメリット

Vtuberのメリットの一つに配信者の実際の顔を出さずにすむというものがあります。昔ほどではないにしろネット上に自分の顔を出すということはリスクがあり、別に本業を持っている人にとってはハードルの高いものでした。それを隠しつつ表情豊かなキャラクターを出せるということは非常なメリットであり、声のみで配信を行っていた配信者もVtuberとして活動を始める(転生)人も増えました。

デメリットとしてはスポーツや料理といった活発的なないようについては不向きという点があげられます。キャラクターの3Dなどのモデリングも出てきていますが、まだ実写の人の動きまではトレースできておらず、ゲームや歌、喋りといった部分では大丈夫ですが、リアルのスポーツや動き、様子を配信するものでは不向きです。

個人と事務所所属の違いは?

Youtuberはもともと個人で活動する人がメインでしたが、そのビジネス性に注目して大勢のYoutuberをかかえる事務所がいくつも出てきています。

Youtubeでお金を稼ぐには収益化の申請を通す必要があります。収益化の条件は以下のようになっています。

  • チャンネル登録者数1000人以上
  • 過去12か月の動画再生時間4000時間以上

これは個人にとっては非常にハードルが高く、数か月かかっても通らない人も多くいました。

個人と比較して事務所所属のYoutuberは、デビューすることを事務所でPRし、既に活動しているYoutuberとコラボさせることにより登録者数を稼ぎ、活動開始後数日で収益化が通るYoutuberも少なくありません。

このメリットにより事務所はオーディションを定期的に行い、配信者はあの事務所に入れば少なくとも何人は登録者が稼げるという風に考え、まるで芸能事務所のように成長しています。

ただ事務所所属のYoutuberは収益の大部分を引かれているとの噂もあり、実際の収益から配信者には10%~20%程度という情報もあり、個人ではすべて自分の収入になることからメリットとデメリットはあるようです。

Vtuberの収益

Vtuberの収益は以下のものがあります。

  • 動画にのせた広告収入
  • ライブ配信でのスーパーチャットでの収入(投げ銭)
  • メンバーシップ登録での収入
  • グッズでの収入
  • リアルイベントでの収入
  • 商品やサービス宣伝依頼での収入

動画広告収入は動画のジャンルや再生時間によって変動し、1再生0.2~0.5円程度と言われています。

スーパーチャットは一度有名Vtuberの配信を見てみるとわかりますが、大金が飛び交っています。私は初めてみたとき、こんなにも大金を投げる人がいるんだと少しおそろしくなりました。

メンバーシップは数百円が一般的で、配信者はメンバーシップ登録者のみ見られる配信等も行っています。

ちなみにこれらのYoutubeからの収益をネット上で公開するのはタブーとなっています。

その他の活動については、芸能人と同じ感じですね。ただ、最近ではVtuber事務所がライブイベントを実施し、ライブ会場を埋め尽くすほどのファンを集めていることから、こちらの収益も見逃せない額になってきているようです。

今後の展開

先日、TV広告収入の総額が動画配信の広収入を超えたというニュースがありました。動画配信でのビジネスは今後いい意味でも悪い意味でも発展していくと思います。

動画配信で収入を得るのはブログで収入を得るのに似ており、一度アップしておけば見られるたびに広告収入がえられる不労所得に似た副業としても注目されています。

ただそこにたどり着くにはいろいろハードルがあり、再生数を稼ぐにはいろいろな工夫が必要です。ただ、なにをアップするかは個人の自由で、まだまだ未開拓で人気の出るジャンルも多くあると考えています。

経済的自由を目指す方は副業の一つとしてYoutuberとしての活動を考えてみてはいかがでしょうか?

それではまた。

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