【投資の勉強】投資をしていて確定申告で得をする人。(外国税額控除)

勉強

こんにちは、こーせいです。

日々コロナウイルスで株価が暴落して、含み損が増えてうんざりしている人も多いかと思います。そんな私も含み損が資産の10%を超えようとしています。損切って難しいですね;;

3月と言えば確定申告のシーズンです。コロナウイルスで社会が混乱していることから政府は確定申告の期限延長を決めました。

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取引口座による違い

みなさん特別な理由がない限り証券口座を「特定口座(源泉徴収あり)」にして取引されていると思います。取引口座によって何が違うかは次のようになっています。

  • 一般口座:自分で利益、損益を計算し確定申告が必要。
  • 特定口座(源泉徴収なし):証券会社が年間取引報告書を用意してくれて、自分で確定申告が必要。
  • 特定口座(源泉徴収あり):証券会社が年間取引報告書を用意してくれるが、確定申告は不要。

特別な理由がない限り「特定口座(源泉徴収あり)」でいいと思います。利益確定時に証券会社から自動で税金(20.315%)が徴収されるので確定申告が不要です。

特定口座(源泉徴収あり)でも確定申告が必要な場合

「特定口座(源泉徴収あり)」 でも確定申告が必要な場合があります。それは外国株の配当を受け取った場合です。

以前もブログで書きましたが外国株の配当には、外国所得税がかかりさらに国内の20.315%の税金がかかっています。

下はAT&Tの配当を受け取ったときの配当金支払通知書です。

配当金13977円に対して、外国源泉徴収額10%の1397円が引かれ、さらに国内課税所得額20.315%の12580円が引かれ、最終的に93.48ドルが支給というように2重で引かれています。

確定申告で戻ってくるのは外国源泉徴収額10%の部分です。

確定申告時の2種類の申告方法

配当金に対しての申告方法については総合課税と申告分離課税の2種類があり、申告方法によって還付金額が大きく変わってきます。

簡単に言うと総合課税は自分の給与や配当での利益すべてを合計したものに税率をかけて税金を決めるのに対して、申告分離課税は配当利益についてのみ別途税率をかけて税金をきめるという方式になっています。

所得税というのは所得金額によって以下のように税率が変わります。それに比べて株に対する税率は20.315%で一定です。

例えば年収500万で配当収入200万の人がいたとします。

総合課税の場合、所得金額700万で税率23%で税金は161万円となります。

申告分離課税の場合、所得金額500万で税率20%で税金100万円、配当200万に対して税率20.315%で税金406,300円で合計1,406,300円となります。

このようにこの場合は申告分離課税のほうがお得になります。実際は控除額やその他の収入も影響になるので上記のように単純には計算できません。以下の確定申告書作成コーナーでシミュレーションしてみるのがおすすめです。

【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ

まとめ

いかがだったでしょうか?申告方法によって還付される金額が大きく変わることがわかってもらえたでしょうか?

できる限り税制を学んで見方につけることにより、より資産を増やしていきたいですね。

それではまた。

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