こんにちは、こーせいです。
経済的自由に早く近づくためには出費を減らすことも重要です。中でも固定費の削減は毎月必ずかかる出費なので効果が大きいです。今回私はスマホの通信費を見直しました。
以前の通信費
私は10年以上ずっとドコモユーザーで、最近はiPhoneを使用していました。プランはXiのパケット定額プランで最近の携帯料金は以下のようになっていました。
- 2019年8月:6917円
- 2019年9月:6724円
- 2019年10月:7436円
- 2019年11月:6724円
- 2019年12月:6848円
少しずつ違うのは通話の固定料金プランに入っていないため、通話の使用量が多い月は高めになっています。
通信費が高いのは気になっていまして、前々から気になっていた格安SIMについて調べることにしました。格安SIMについてはずいぶん前からなんとなくCM等で知っていたのですが、つながらにくいのでは?契約変更めんどくさい等の理由でドコモのまま過ごしていました。
しかし投資を始めていろいろ調べるうちに、出費を減らすことの重要性に改めて気づき、またちょうどドコモのXiのパケット定額プランの2年縛りが2020年の12月までだったので、これを機に格安SIMに変えようと思いました。
契約会社を変えるにあたっての自分の願望
携帯会社を変える一番の願望は通信費を下げることですが、格安SIMといってもいろいろあります。有名なところでは楽天SIM、UQモバイル等ですかね。契約会社を決める前にまず自分の希望をまとめることにしました。
- Youtubeが好きなので外でもネットを使用したい。
- 外でもノートPCでネット接続し、自宅PCをリモート操作したい。
- スマホで通話はほとんどしない。
- スマホでの通信料はこれまで毎月3Gほど。
上二つについては、私はこれまで外でスマホ画面以外でネットはほとんどせず、通信料も心配して動画も全く見ていませんでしたが、契約会社について調べるうちに、これを機に外でも気にせずネットを使用したいと思うようになりました。
格安SIMはなぜ安いのか?
格安SIMは大手携帯会社3社のネットワークを間借りして顧客にサービスを提供しています。この間借りの帯域は大手3社のネットワークのほんの一部なため、ゴールデンタイムなどの使用が混雑する時間帯にはつながらにくくなるというデメリットがあります。そのため価格が安くなっています。ですがそれほどネットを使用しない人とっては気にならないレベルで使用できます。
SIMロックと契約会社
スマホについて、この端末はSIMロックフリーなのでどこの会社でも使えます、みたいなことを聞いたことがあるかもしれません。
SIMロックとは日本の大手携帯会社3社ドコモ、au、ソフトバンクが販売しているスマホにかけているもので、基本的にそれぞれの会社が販売しているスマホはその会社のSIMでしか使用できません。例えばドコモで購入して使用していたスマホをauで使うにはSIMロックを解除する必要があります。SIMロックを解除するとどこの携帯会社でも使えるようになります。
ちなみに格安SIMは前述したとおり大手3社の回線を間借りして、例を挙げると楽天モバイルはドコモ回線、UQモバイルはau回線を間借りしています。例えばドコモで購入して使用していたスマホで契約を楽天モバイルに変更する場合、契約会社は変わるのですが回線は同じドコモ回線なのでSIMロックを解除せずともそのままSIMカードを入れ替えるだけで使用できます。またドコモで購入して使用していたスマホで契約をUQモバイルに変更する場合、回線がドコモからAUに変わるためSIMロック解除が必要になります。端末をそのまま使用する場合は注意が必要です。
以前はこのSIMロック解除はいろいろ面倒な手順が必要でしたが、最近はだいぶ緩くなり、ドコモではネットで申請するだけで解除が可能です。
通話SIMのみでの運用
最初に考えたのは通話SIMのみでの運用です。データ通信料が多めのプランを契約し、ノートPCからはスマホのテザリング機能を使って接続する形になります。私はテザリングを使用するのが煩わしかったためにこのやり方はやめました。
データSIMと通話SIMの併用での運用
私がまず考えたのは外でネット環境を使用するためにデータSIMを契約し、別途スマホ用に通話SIMを契約するデータSIMと通話SIMの併用です。
データSIMとは、インターネットの使用のみが可能で通話ができないSIMカードで、通話SIMに比べて割安になっています。以下は楽天モバイルのプランですが、通話SIMに比べて割安で、使用可能なデータ量によって細かくプランが分かれています。ちなみにSMSとはショートメールのことです。
私は楽天SIMを契約し、以下のようなモバイルルーターに刺してノートPCから接続して使用していました。
が、しばらく使用したところ、以下の不満点がでてきました。
- 通信速度が結構遅くて、リモートでのPC接続がだいぶカクつく。
- 契約のデータ通信量を超えないか常時気になる。
上記の理由により、SIMの契約までしましたが、1か月で解約しました。
WiMAXと通話SIMの併用での運用
通信料使用制限のないWiMAXでインターネットを使用し、最低限の通信料プランの通話SIMでスマホを使用するやり方になります。WiMAXなので通信速度は速く、使い放題なのでデータ通信量を考えなくていい点がデータSIMからの改善点です。結局この運用方法に落ち着いてこのまま使用していくつもりですがいくつか不満点はあります。
- データSIMに比べると割高。
- WiMAXの端末を充電し持ち歩く必要がある。
- WiMAXの電波特性上、地下鉄等の地下ではつながらない。
私は契約会社はWiMAXはGMOトクトクBBにしました。
WiMAXの会社は初年度は安く見せておいて、2年後以降は値段が上がるや、月々は安いが端末代がかかる等見せ方をいろいろ変えて契約者を増やそうとしています。長く使うものなので、契約会社を選ぶ際は最大契約期間の3年のトータルでかかる費用、「月々の契約料の合計+端末料+事務手数料」で考えるのがおすすめです。
通話SIMはUQモバイルを契約しました。 SIMをUQモバイルにしたのは、UQWiMAX回線を使用しているGMOトクトクの組み合わせは月々500円引きが適用されるからです。
WiMAXが月々3970円、通話SIMが1628円で合計5598円と結局出費は少ししか減っていませんが、利便性は大きく改善したので私としては満足しています。
今回私はWiMAXを追加で契約したことになりますが、通話SIMのみの場合は格安SIMに変えることにより5000円近くの節約が可能です。
ただし、このような通信費やサービスは時代とともに改善、便利になっていくものなので、常に情報網を張り巡らせておいて、定期的に見直すことが必要です。
投資に回すお金を増やしたい方は、格安SIMの導入にして固定費を下げることを一度考えてみてはいかかでしょうか?
それではまた。
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