ソフトバンクグループは買いなのか?

銘柄分析

こんにちは、こーせいです。

今日はソフトバンクグループについて語りたいと思います。

ソフトバンクグループと聞くと、携帯会社と考える人が結構いると思いますが、それは「ソフトバンク」のほうで、携帯事業はソフトバンクグループの一部にすぎません。

ソフトバンクグループは説明にもあるように巨額投資ファンドです。簡単に言うと銀行みたいなもんですね。傘下のARMとアリババは超有名ですね。投資ファンドって聞くと証券会社?と思うかもしれませんが、ソフトバンクグループのやり方はちょっと違います。具体的にはこうです。

  1. 将来有望なビジネスをしている未上場の会社を見つける。
  2. 投資をする。
  3. 成長したところを見計らって株式上場させる。
  4. 株式の一部は自前で保有しておく。
  5. 上場で値上がっていく株で利益を得ていく。
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簡単に説明するとこんな感じです。将来有望なビジネスをしている会社を見つけると簡単に書いていますが、そんなものを見つけるのは難しく、また成長するかも未知なので結構リスキーな事業と言えます。

そのソフトバンクグループの業績と株価ですが、1月はやばい状況でしたが2月になって暴騰しています。

まず1月時点でのやばい状況ですが理由はいくつかあります。

  • 犬の散歩代行サービス会社ワグへの投資撤退。
  • 投資していた共有オフィス事業会社WeWorkの経営者が株式上場を断るなどのトラブル。
  • 投資していて上場したウーバーの株価低迷。

上記のようなことが重なり、ソフトバンクグループの事業のやり方に対して投資家が不安感を抱いたことにより株価は下がりました。

不安は業績からも見て取れます。

2月の決算発表では売上高は横ばいですが、営業益がなんとマイナス、最終益もだいぶ落ちています。

ですが、先週大きく株価を上げました。

先ほどの営業益マイナスを発表した2/12当日にも関わらず大きく株価を上げています。理由はソフトバンクグループ傘下の米携帯通信会社4位のスプリントと、同3位のTモバイルUSとの合併を連邦地裁が認めるとのことで両者の株価が暴騰したことが原因です。子会社の価値が上がったので親会社の価値も上がったということですね。

決して業績はいいとは言えませんが、ギャンブルのような事業内容と、会長の孫正義氏の名プレゼンによって現状の株価を維持しています。少しでも判断を誤れば大赤字を出すような事業内容なので、素人には手を出しにくいと思います。

個人的には様子見を推奨しておきたいと思います。

それではまた。

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