日本たばこ産業(JT)の決算発表がありました。

銘柄分析

こんにちはこーせいです。

少し前になりますが、2020/02/06にJT日本たばこ産業の決算発表がありました。

JTといえば日本株の中で配当利回りが高くて有名ですが、その反面たばこ産業という今のご時世しめつけの厳しい分野のため、投資家から注目されている銘柄ですね。私も何度か保有を考えたことのあります。

売上高は横ばいだが全体的の利益が減少

業績については上記の通りで、売上高は横ばいですが、営業利益や最終利益が減少しており、再就役については5期連続での減少となります。決算では医療事業を中心とする全体的な売り上げの減少が原因を発表しています。

1株あたりの配当金は据え置き154円

そして一番注目の配当金ですが、去年とかわらず154円据え置きとなります。

これにより16年続いてきた連続増配がストップすることになりました。JTは配当狙いの投資家が多いため、これは今後の株価に影響が出そうです。これを受けてか発表直後には1%株価が下落し、02/16時点では1株2276.5円となっています。

一般的に30~50%が一般的と言われる配当性向が90%という驚異の数値となっています。普通の企業であれば減配するのが当たり前の数値ですが、下部の3割を財務大臣が保有しており、海外の企業を買収した「のれん」があるため強気の配当金据え置きとなっているようです。

個人的に注目していて保有も考えていましたが、この財務状況ではリスクが大きすぎて保有をためらってしまいます。これほどリスクのあるJTを保有するくらいなら、配当狙いでは米国のアルトリアやフィリップモリスのほうがいいのでは?と考えてしまいます。

ちなみに配当利回りは現在(02/16)アルトリアは7.360400%、フィリップモリスは5.269100%、ブリティッシュアメリカンタバコは5.870100%です。

なんにしろ今後も注目していきたい銘柄です。

それではまた。

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