日産自動車の決算発表がありました。

銘柄分析

こんにちは、こーせいです。

先日2020/02/13に日産自動車の第3四半期の決算発表がありました。

最近ではゴーン元会長の国外逃亡、100億円の損害賠償請求等ニュースを賑わしている日産自動車ですが、それに伴う株安により決算が注目されていました。

個人的には株安により、2020年1月の時点で配当利回り5~6%まで上がっており注目していました。

当期純利益前年比の-87.6%

以下のようにだ3四半期の売上高、利益が発表されました。

注目すべきは売上高営業利益率の低さです。前年度の3.7%に比べて今年は0.7%と大幅に下がっています。ちなみにトヨタ自動車の2020年3月期第2四半期の売上高営業利益率は9.18%です。売上高はそれほど下がっていないのですが、利益が大きく下がっています。

業績の下方修正について、消費税増税、台風の影響、全体の車需要の減少等説明されていますが、利益率の大幅な減少については詳しく説明されていません。

これはゴーン元会長のスキャンダルうんぬんではなくて、会社経営自体に問題がありそうです。

今年度配当予想は57.0円⇒10.0円

日産自動車は配当金を中間、期末の2回出しています。それを今期の期末を見送ることを発表しました。これにより今期の配当の合計は中間に出した1株あたり10円のみとなります。前年度の57円から大きく下げた形になります。

この発表を受けて株価は50円以上落とし、513.7円(2020/02/15時点)となっております。配当を10.0円とすると配当利回りは単純計算で1.946661%となり、リスクも高く配当もそれほど多くないので、個人的にはあまり魅力を感じない状態になっています。

ただこういう状況になると他社からの資本提携等により大幅に株価が跳ね上がる可能性がでてきますので、注目していきたいと思っています。

それではまた。

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